骨粗しょう症
当院では2型糖尿病の患者さんや慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者さん、またぜんそくでステロイドの治療を行っている方に骨密度検査をおすすめしております。
精密検査(DEXA)をご希望される場合は連携施設にて検査を受けて頂くことができます。
治療は活性型ビタミンD製剤やビスフォスフォネート製剤などで行いますが、運動療法や栄養療法と組み合わせて頂くとより効果的です。
COPDの合併症としての骨粗しょう症
COPDになってしまうと、少し運動するだけでも息苦しくなってしまうため、運動することを敬遠してしまいます。
運動不足は筋力の低下を引き起こしてしまうだけでなく、骨の形成に必要な負荷を減らすことにもなってしまいます。
COPDの患者さんは栄養不足の状態になりがちなため、骨を健康に保つカルシウムなどの栄養素も不足しがちになってしまいます。
このような関係から、骨粗しょう症はCOPDの重要な合併症とされているため、定期的な骨密度検査を用いて、骨の健康状態を確認し、丈夫な骨を保つための治療をしていくことが大切です。
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